南薩・片浦で12月のクロを攻める

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現在、YouTubeでも公開中の2動画ですが、ツリマガでは初となる動画になりました。

是非、チャンネル登録と高評価やコメントをお願い致します!

さて、今回は動画の宣伝ではなく動画では表現しきれなかった面も含めて、文章で当日の模様を解説していきたいと思います。

釣り客で賑わう片浦

12月の週末ということもあって、暗い内から賑わう片浦漁港。
ツリマガTV.のロケとしては、初めてとなる今回。ゲストは、ウキの釣研やオーナーばり等、釣り具メーカーのインストラクターを務める『榊 秀之』さんと、榊さんの友人でたまたまオフの休暇で釣りに来られた『堀 幸一』さんです。
お二人とも、休日の貴重な日にお時間ありがとうございました。

名礁【トリノクソ】

他の2組の方を降ろした後、名前を呼ばれ降り立ったのは片浦エリア屈指の名礁『トリノクソ』。
朝の8:30が満潮なので、もしかしたら小一時間しか釣れる時間が無いのでは?という不安の下に実釣スタートとなりました。

朝一、ややトラブル(動画をご参照ください)がありましたが、なんとか釣りが出来る状況だったので、そのまま続行。
沖を向いて、左手前からやや右沖に向けて潮目が出来ており、非常にいい雰囲気。

まず、ファーストヒットは堀さんでした!堀さんの仕掛けは、ウキが0号に、ハリス5m前後を直結。直結上部にG5のガン玉を打った仕掛けです。早々に上がってきたのは、足裏サイズの尾長。
この1枚を皮切りに、ぽつぽつと堀さんと榊さんで竿を曲げる状況に入りました。

使用したタックル

状況を変える会心の一撃

最大でも35㎝前後が釣れる様な状況の中、堀さんのウキが一気に消し込みました!
重量感のあるヒキが続きますが、竿を叩く感じも見られずブダイかクロかと思いながらのやり取り。ゆっくりと着実に寄せていき、ウキが見えたところで強烈な締め込み!!
残念ながらそのまま高切れとなってしまいました。

時間的には満潮時刻…。徐々に潮目も崩れてしまいました。

潮変わりのその後

風が出てきて、いよいよ潮変わりの合図。潮目は完全に無くなり、潮の向きも沖の下げ潮の強弱によって、右に流れたり、左に流れたり、当て潮になったりとフラフラと安定しません。

いよいよ完全に今日の釣りは終わった…

かと思いきや、アタリは随時あり続け喰い込みは悪いものの、クロが姿を見せていました。
しかしながら、何だか物足りない状況…。

接地面攻略がキーワード

このもどかしい状況を打破するために榊さんが動きました。今まで、エイジアマスターピース【釣研】と円錐ウキを使用していましたが、やはり円錐ウキだと道糸とウキの摩擦が増えるため、仕掛けが入りにくいことと、押される力の影響を受けて当て潮だと手前に寄りやすかったです。そこで、取り出したのが釣研の棒ウキシリーズのひとつである、T-HOPEです。

棒ウキを使用することにより、ウキと道糸の接地面を少なくして摩擦を減らし、ウキと海水の抵抗を減らすことにより、少しでもゆっくり手前に寄る様なイメージです。
更に、ハリスもザイト磯フロロ【オーナーばり】の1.75号から1.5号に替え、ハリもザ・ROCK【オーナーばり】6号から身軽グレ【オーナーばり】6号と細軸に。ガン玉もG5からG6に替えるなど全体的に軽い仕掛けへと変更しました。

仕掛け全体を軽くすることが功を奏し、仕掛けが手前に落ち着く前に馴染んでしっかりとクロのアタリを掴むことに成功!最大で、45㎝オーバーのクロも上がり、25㎝以上を二人で20匹以上揃える好釣果となりました。
だいぶ浸透してきたクロ狙いでの棒ウキですが、まだまだアレルギーがある方もいるかと思います。
しかし、筆者は棒ウキの威力を改めて感じるロケとなりました。宜しければ、バックに1本入れておくのも良いかもしれません。

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